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13.アルバイトの研修が実質無料!
2014年4月19日

Filed under: コラム・新サービス,ブログ — livewell_writer @ 11:30 AM

 アルバイトの人に研修を受講させたい中小企業の事業主の方は、キャリアアップ助成金の人材育成コースの活用を検討してみてはいかがでしょうか?例えば、一般職業訓練として研修内容などの条件を満たせば、20時間以上の社外研修で10万円までの研修経費と、1時間あたり800円の賃金の助成が受けられます。例えば、1日7時間で3日間10万円の研修があったとします。この場合、合計21時間で20時間を超えるので、研修内容など条件を満たせば、10万円の研修費用は助成金として戻ってきます。実質無料で研修を受講させることができるわけです。

キャリアアップ助成金の人材育成コースの場合、Off-JTで助成対象となる経費は、事業外訓練(事業主以外の者が企画し主催するもの)の場合、受講に際して必要となる入学料、受講料、教科書代など、になります。支給対象となる経費に、消費税相当額も含みます。受講生の旅費などは助成対象になりませんが、訓練自体にかかる費用は助成されることになります。1年度1事業所当たりの支給限度額は500万円のため、ある程度の人数まではカバーできます。コスト面でアルバイトの人への研修をためらっていた事業主にとっては、大きな助けになるでしょう。

なお、研修を選ぶにあたっては、いくつか注意点があります。

研修形態ですが、通信講座やe-ラーニングなどは助成対象になりません。訓練指導者と受講者の対面方式が確保されず、受講者の理解度を把握した上での訓練進行が困難になるため、認められないとのこと。
研修内容については、趣味・教養と区別のつかない訓練などは対象外です。具体的には、計画届の提出時にカリキュラムなど訓練の実施内容を提出し、承認される必要があります。
訓練に付随する内容については、原則、助成対象となりません。ただし、訓練と訓練の間にとる小休止については1日1時間まで、開講式、閉講式、オリエンテーションなどについては、一般職業訓練は合計1時間まで、対象となります。

また、支給対象となるのは、支給申請日までに事業主の支払いを終えている経費に限ります。したがって、研修費の支払いから、助成金の受給申請を受理され助成金の入金があるまで、一定の期間、現金は必要です。基本的に計画届が受理され、計画通りに訓練が実施されれば助成金はおりるので、実質無料で受講させることが可能です。
ただし、リスクが全くないわけではありません。何らかの理由で、研修費用の支払い後、助成金の受給条件通りに研修が実施できなかった場合は、助成金はおりません。したがって、実際の検討にあたっては、研修会社と社会保険労務士に、キャンセルや変更可能な条件など具体的なリスクを確認し、誠実な対応の研修会社と社会保険労務士を選ぶ必要があります。
手続きや詳細については、株式会社リブウェル(提携社会保険労務士多数)まで、お問い合わせください。

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